一つ前の記事でOGKカブトのフルフェイスヘルメットをレビューしました。
これを買ってから半年ほど経って、別にもうひとつヘルメットを買ったのでそちらもレビューしたいと思います。今回ご紹介するヘルメットはリード工業のCROSS CR-760というハーフヘルメットです。
いわゆる半キャップタイプ
バイク用ヘルメットには大きく分けて顔をすっぽり覆う「フルフェイス」、顔面以外を覆う「ジェット」などがありますが、今回のヘルメットは上のみを覆う「ハーフヘルメット」と言われているタイプ。
いわゆる半キャップという種類ですね。
最近は減った気がしますが、首にぶら下げて「被ってまーす」とアピールするタイプよりは、多少しっかりしているかな……というくらい。
ヘルメットのタイプについては後述します。
今回購入したのは近所のホームセンターです。Amazonでもあんまり値段が変わらなかったのは意外でした。
本体の他に左から「調整用スポンジ」「注意書き」「説明書」が入っていました。
調整用スポンジといっても、こんな感じの粘着テープが付いたただのスポンジ。スカスカになる方は、これを内部に貼って大きさを調整するわけですね。私の場合は不要でした……。
ヘルメット内部はこんな感じ。
比べちゃいけないんでしょうけど、カブトのヘルメットと比較するとスポンジは薄い。まぁスポンジ自体は衝撃吸収材としてよりはフィット感を高めるためのものだと思いますけどね。
やや誤算だったのは、このスポンジは取り外しができないこと。つまりよごれたらヘルメットごと洗わないといけないというわけです。
ヘルメットの後部にはイヤーカバーと呼ばれているビニール製のカバーがついています。防寒……にはあまりならない気もしますが、まぁオシャレ要素でしょうか。ファスナーで取り外し可能です。
シールドはバブルシールドと呼ばれるタイプ。
下ろすと顔の前をすっぽり覆ってくれるので、それなりに風を遮ってくれます。60km/hくらいスピードを出したら普通に入ってきますけどね。
それを言うとフルフェイス以外は全部同じなのでしょうがない部分です。
買う前にチラッとAmazonで見てたとき、どういう構造なのか分からなかったのがこのバックル部分。
赤いレバーを上に引くとバックルが外れるようになっています。締めるときは差し込むだけでOK。
もちろん紐自体の長さも調整できますので、しっかり固定することは可能です。
なぜこのヘルメットを買ったのか?
あくまでも個人的な意見ですが、私は法規的に問題のないものであればヘルメットは好きなものをかぶれば良いと思っています。
バイクに乗られている方の中には「フルフェイス以外はありえない」という方もいらっしゃるでしょう。ですが、フルフェイスを被って半袖で乗っている人もいらっしゃいますし、長袖でもプロテクタまでは付けないという人は多いように感じられます。
そもそも安全でありたいならバイクに乗らない方が良い、とも言えそうですしね。
私はこのヘルメットを「近所の買い物用」として買いました。近所だから安全だとは言えないのですが、少なくとも遠出するよりは危険度は低いはず。
買い物をするときって、あっち行ったりこっち行ったりしてその度にメットを脱いだり被ったりと大変だったりします。
利便性と安全性を秤にかけて、これを選んだというわけです。
本当はもう少し安全性の高そうなジェットタイプを検討していたんですけど、顔面が出ている点では同じなので、それなら脱着がより簡単な方がいいかなと思ったんですよ。
その辺りは割り切りです。
実際使ってみての感想としては、思っていた以上に快適でした。
冬は流石に寒いだろうなぁと思いますけど、今の季節(3月)くらいの日中であれば寒くて仕方ないと言うほどではありません。
また前述しましたが、ある程度スピードを上げると風の巻き込みも凄いですしそれに伴って音もゴーっとうるさいんですよ。だから逆にあまりスピードを上げないようになりました。
そういう意味ではこっちの方が安全と言えるのかもしれませんね。
またこれまでフルフェイスしか使ったことがなかったんですけど、視界の広さはこのヘルメットの方が格段に上です。
音もダイレクトに入ってくるので(言い方が悪いですが)よりノーヘル感があるため、それが周囲の状況を把握するのに役立っているという見方もできなくはない……屁理屈ですけど。
まとめ
注意点としては、一応PSCとSGマークは付いていますがこのヘルメットは125cc以下のバイクでしか使えません。
いわゆる原付き限定ですね。
流石にこれで遠出はしたくないですけど(危険云々よりも風の巻き込みとかで)近所使いであれば結構快適だと思いました。
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