10時限目・11時限目【普通自動二輪免許・自動車教習所】

自動二輪教習所

入所当時は「来るんじゃなかった……」と後悔していたものの、前回の教習では遂にほぼ完全マスターし(た気になって)楽勝モードへと突入しました。これまでの記事は以下のリンクからどうぞ。

10時限目はATバイクでの試乗になります。

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10時限目:ATバイク教習

この教習もあくまでも体験ということみたい。以前に小型ATの方と一緒に教習させてもらったことがあって、そのとき乗っていたのが小さいスクータだったので「アレに乗るんだろうな」と、気軽な感じで教習へ。

ところが出てきたのは250ccクラスの大型スクータ(フォルツァかな?)。実はこのクラスのスクータって道路を走っているのは見たことがある程度なんですよね。

なので、実際に目の前にすると「デカイぞ……これ」という感じで唖然とします。CB400SFもデカイんですが、なんかそれ以上に大きいような。

いつもは発着場までバイクを押してからスタートするのですが、今日は車庫からでOKとのこと。少しだけ前進させてみたところ、CB400SFよりも押しにくい!

多分ハンドル位置やステップなどの関係だと思うんですが、ちょっと前進させるだけでかなり疲れます。全然言うことを聞いてくれないんですよね。

跨るとスクータらしく足つきはいいんですが、ニーグリップがない分支えにくく不安定です。よくこんなの乗ってるなぁって感心してしまいます。

でもまぁ運転自体はそんなに難しくはないんですよ。クラッチもギアもないからアクセルとブレーキだけですしね。

ただ半クラが使えない分、低速域は安定しにくいんです。特に見通しの悪い交差点を通過するときなどは徐行するわけですが、これがフラフラして本当に危ない。

教官に「アクセルふかしながら後輪ブレーキかけて」と言われてやってみると、確かに少し安定します。これ、後々クロスカブ110を買って乗ったときにも使えるテクでした。あまり後輪ブレーキには優しくないとは思いますが、フラフラするよりはマシかも。

教習自体は簡単なコースをひたすら走るだけ。最初の数周はビビりまくりでしたが、すぐに慣れて特に問題なし。

11時限目:いよいよ1段階みきわめ

つづけて1段階のみきわめ。

教習の時間割によると、本来であれば9時間でここに達するらしい。ということで、正式に+2時間が確定となります。

「1段階で+2なら、全体では+4くらいに。卒検も一度は落ちそうだから、+5は覚悟しておかなくちゃなぁ」と思いました。後で分かったんですが、第2段階は教習というよりシミュレータや体験走行が多いので、補習はほぼないみたい。

もちろん教習所にもよるのかもしれませんが、教習内容はどこでも一緒だと思うので、第1段階で超過していてもそんなに気に病むことはないみたいです。

みきわめ自体は特に問題なく……と言いたいところですが、1周目の一本橋でいきなり落ちます。完全克服したはずだったのですが……。

2周目以降は落ちなくなったので、どうして1周目に落ちたのか分からなかったことが、後々の悲劇に繋がります(ちょっと大げさですけど)。

それ以外はひたすら走るだけなんですよね。前にも書きましたが3コースというのが卒検コースをギュッと凝縮したようなコースなんですよ。逆に言えば3コースの経路を少し複雑にしたのが卒検コース。

少し話が逸れますが、コースを覚えるのって大変ですよね。

若いときならまだいいかもしれませんが、歳を取ってくるとなかなか頭に入ってこないかもしれません。

教習最初のころはなかなか難しいと思うんですが、進めていく内に「乗っている映像(車載映像みたいなの)」を想像できるようになってきます。なので、それをひたすら脳内で再生しながら覚えるのが一番よさそう。

コース図だけを見ていると、実際に走るとき「あれ?」ってなることが多いんですよね。脳内シミュレートをしておくと、その差が埋まるみたいなのでおすすめです。

その3コースと、一つ前の2コースを自由に走っていいと教官に言われました。これも後で気づいたんですけど、2コースの一部が卒検コースに組み込まれているんですよ。

ですので教官が言うことはやっぱり聞いておくべきだな、と思った次第。

そんな感じで(一度一本橋を落ちたこと以外は)みきわめはつつがなく終了。次回からは第2段階へ進みます。

その前に事務所で足りない教習の代金を払っておきました。「後でもいいですよ」と言ってくれたんですが、そのとき手持ちがないと困るのであるときに払っておきます。2時間分で8,000円也。

ちなみに卒検落ちると「補習+再検定代」で、約1万円ちょっととのこと。一体どれほど課金すればいいのか分からないのが、ちょっと怖いところ。

次回、第2段階編へ続きます。

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