1時限目【自動二輪免許・教習所】

40歳を過ぎてバイクの免許を取りに行くシリーズの第2回目です。

前回、入校日の記事はこちら。

入校日を無事終了し、緊張の教習初日。「まぁ何とかなるだろう」と思っていたのですが……。

プロテクタ付け方を間違える!

初日ということもあって余裕を持って……と思ったんですが、教習が始まる30分以上前に着いてしまいました。前の方が教習中だったんですけど、見ていると楽しいような緊張感が高まってくるような。

気を紛らわせるために、プロテクタでも付けておくことにします。

前回の記事でも書いたのですが、プロテクタを付け方はざっくり習った程度なので、実際に付けるのは初めてです。プロテクタは「胴・肩」「腕」「足」の3つのパーツになっています。それほど悩むことはないとは思いますけど、胴パーツだけは前後がよく分からず最初逆につけていたため、首の辺りが妙に苦しいという(笑)。

20分前くらいにはプロテクタ装着完了だったので、かなり暑い状態でしたが初日なので仕方がないところです。行われている教習を見ていると、あっという間に時間が過ぎます。

前の教習が終わり教官が戻ってきます。前の教習生さんはどちらも二十歳前後の若い方。まだまだ最年長記録は破られていない模様です。

教習原簿と免許を確認したら、グローブとメットを被って待ちます。ちなみに教習に必要なものは

  • 長袖、長ズボンなどの服装
  • グローブ
  • ヘルメット
  • (必要な方は)メガネ、コンタクト

などになりますが、メットとグローブは備え付けのものもあるので服装だけ気をつければいいかも。手首や足首が出ちゃうとダメなので、しっかり覆うものが良さそうですね。

私は汗っかきなので、他の方に迷惑にならないようメットとグローブも持参。メットを自転車で運ぶのは大変でしたが、まぁしょうがないです。

チャイムが鳴って教習開始。

バイク保管庫の前に行き、サイドスタンドで置いてあったバイクをセンタースタンドに掛けかえ。無線のスイッチを入れ、バイクに跨ります。ここからは無線で指示されるのですが、丸山自動車教習所のバイクの無線って、なんだか聞き取りにくいんですよね。

後々「無視しないで」と怒られてしまうんですが、ときどき途切れちゃうこともあるのでそこだけはちょっと困りました。

センタースタンドのまま跨った状態で、まずは乗車ポジションの説明。ニーグリップは問題ないのですが「足首を内股気味に」というのが、なかなかキツイ。何度も注意されました。

スイッチ類、ブレーキ、アクセル、クラッチ、ギアなどの説明を簡単にしたあと、一度降りてからサイドスタンドへもう一度掛けかえ。今度は乗車の仕方を習います。ハンドルの向きとか、後方確認とかで再び何度か怒られます。

全般的に言えるのですが「手取り足取り親切丁寧に」というより「サッとやれ、分かるっしょ」という感じ。ただこれが悪いことだけではないと思うんですよね。

だって20時限足らずでバイクの免許って取れちゃうんです。「少しずつ丁寧に」なんてやっていたら、時間がかかってしまいますし、肝心なところができませんから。

ただそれに気づいたのは卒検付近のこと。この時点では「分からないよぉ」と泣き言を言ってました(おっさんなので心の中だけで)。

バイク重い!

次にバイクを押して発着所へ向かいます。前にも書いたのですが、やっぱりバイクはでかい! そして重い!!

この押しての移動も初めてなんですけど、とにかく真っ直ぐ進んでくれなくてフラフラしながら(倒さないよう注意しながら)なんとか発着所へ。

確認、乗車するとミラーを合わせます。すぐにエンジンをかけクラッチを握りギアを1速へ。

お恥ずかしい話なんですけど、私バイクのギアって「N(ニュートラル)>1速>2速>3速>4速>5速」の順だと思っていたんですよね。実際には「1速>N>2速>3速>4速>5速」です。だからNから発進時には「シフトレバーを下げる」。その後2速以降に上げていくときは「シフトレバー上げる」となります。

Nに入れるときは「1速から半分ほどシフトレバーを押し上げる」という操作です。

これを知ったのが、教習に通う1年ほど前のことだったんですよ。40年以上知らなかった。てか、教習前に知っててよかった。教官その辺りあんまり教えてくれないし。

初回は1速に入れたまま外周路を1周。ブレーキ、アクセル、クラッチなど何も操作しないでただ回るだけです。CB400SFはトルクが太いので、クラッチを繋ぐだけで発進できますし、そのまま放っておいてもずっと前に進んでいきます。すげーって思ってました。

2周目からは2速、3周目からは3速まで入れていきます。シフトダウン、シフトアップを繰り返しますが、この時点では「なんだ、簡単じゃないか」という感想。多少ギクシャクすることはありますけど、エンストもしないしクラッチ操作も雑でも繋がるし、思ってた以上に問題なく走っていきます。

ですがこの後悲劇が起こります。

初日に転倒! そしてアレを破損!

何周かしていると無線で「ブレーキをもっとかけて」と指示されます。どうやらカーブの侵入速度が速すぎるみたい。考えてみれば当たり前のことなんですが、速度を落とすとバイクはふらつきます。

ふらつきたくないから速度を落とすのを躊躇します。でもそれだと怒られます。

なんとか速度調整に慣れてきたころ、今度は「カーブの途中でブレーキかけない!」と注意。「えっ、かけてました!?」と思ったけど、やっぱりかけてた。ちょっと速く侵入しすぎると調整としてレバーを握ってたみたい。

頭では分かっているんだけど、カーブ前に十分な減速っていうのがまだ怖い感じで、どうしてもスピードオーバー気味で入ってしまうことがあります。上手くいくときもあるけどダメなときもある、という感じ。悪戦苦闘していると、無線で「ブレーキ! ブレーキ! ブレーキかけない!!」と怒涛のような声。

しかもコーナリング中に。

何を思ったのか、慌てて逆にブレーキを思いっきり握る(つまり前輪を思いっきりかける)。バイクがエンストする。コケる。

思いっきり芝生にコロンコロンしてしまいました。怪我はなかったんですが、心の方が痛かった。

バイクを引き起こしたところで時間がきたようで「そのまま待機所へバイクを移動して」と言われます。押しながら「はぁぁ」と深くため息。疲れたのもあるんですけど、最後の転倒が一番堪えました。

待機所にバイクを置き、サイドスタンド、無線オフ……。そこで気づいたのですが「あれ、ミラーなくね?」。

正確にはミラーはあるんですが、鏡部分だけがありません。教官に言うと「あぁ、さっきコケたときだろう。外れたんじゃないか」とのことだったので、事故現場へ急行。

結果、粉々に砕け散ったガラス片を発見しました。

入校日「バイクを壊しても基本的には弁償はしないでいい」との言葉が脳裏をよぎります。でも、正直なところ弁償した方が心境的にはいいとも言えそう。教官に謝ると「あら、そう」みたいな感じで新しいミラーを取りに行ってくれたのが、余計に心に刺さります。

とりあえずほうきとちりとりを借りて、砕け散ったガラス片は回収。危ないからかなり念入りに掃いておきました。

というわけで、ミラーと共に、私の心も砕け散った1時限目は終了。

帰りの自転車を漕ぎながら思ったのは「疲れた」のみ。実際には50分くらいの教習で、乗っていたのはもっと短いはずなんですが、もうぐったりという感じでした。

次回へ続きます。

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